クロマダラソテツシジミ

 日本よりもずっと南のチョウで一時的発生だと考えられていますが、毎年秋近くなると、南から飛んできます。

 平成20年9月13日(土)。子供の国。


 平成20年10月26日(日)。青島バイパスで10月11日(土)に幼虫を採取、飼育。低温期型。


 平成22年12月23日(木)。♂。寒冷期型(と言って良いかも)。


 平成20年9月13日(土)。鵜戸神宮。柔らかい新芽は全て食べ尽くすようです。

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平成21年9月23日(水)。佐伯市蒲江。幼虫にはアリがまとわりつきます。幼虫密度の高いときは赤く、低いときは緑色になる傾向があります。高密度で発生したときはほとんど全て赤くなります。アミメアリ属。


 平成21年8月29日(土)。小倉ケ浜有料道路沿い。オオズアリ属。


 平成21年9月19日(金)。津久見市。ルリアリ属。


 平成21年9月21日(月)。大分市。後部背面から出る蜜をなめています。オオアリ属。


 平成21年9月21日(月)。速見郡日出町。フタフシアリ亜科。


 平成21年9月18日(金)。津久見市。幼虫はソテツの幹の枯れ葉や繊維くずで覆われた中に入って蛹化します。そのため、サナギを観察するには枯れ葉や繊維くずを丁寧に取り除かねばなりません。


 平成20年9月25日(木)。♂。


 平成21年9月13日(日)。道の駅蒲江。♂。


 平成21年9月13日(日)。道の駅蒲江。♀。


 平成25年9月30日(月)。大分市東部。♀。


 平成21年9月13日(日)。道の駅蒲江。左♂、右♀。

謝辞 アリの同定をお願いした日本産アリ類画像データベース様にお礼を申し上げます。
 なお、アリの同定には「実際のアリを顕微鏡で詳細に比較観察することが必要で、サンプルを採集されていれば同定が可能だが写真では難しい」とのお返事をいただいています。
 クロマダラソテツシジミの幼虫には、様々な種類のアリが蜜を求めてやってくるとことがわかったのは成果の1つです。クロマダラソテツシジミとアリの関係を研究すると面白いのではないかと思います。


 平成25年12月2日(月)。大分市東部。♀。


 平成25年12月8日(日)。大分市東部。♀。
 寒くなると♀は青い鱗粉が広がり、後翅の赤いアクセントも目立たなくなり、痕跡程度になることもあります。そのため♂と見間違うこともありますが、♂よりも青白っぽく後翅の赤いアクセントに注意すると間違うことはないでしょう。